手がきれいな人や指先が美しい人へ、つい見とれてしまった経験をお持ちではありませんか？
爪というのは、自分を美しく見せるためのパーツとしてはもちろん、実は健康のバロメーターでもあるのです。

爪は元々皮膚の一部が変化したものであり、ケラチンというたんぱく質から作られています。
爪先まで栄養が行き届いている健康な状態であれば、色ツヤの良いピンク色の爪となり毎日0.1～0.15mm程伸びていきます。
しかし、逆にどんよりとした色でツヤもなく、爪の形が不自然であれば、体の調子がおかしいというサインと考えられるのです。

上記のように、爪は体の状態を教えてくれるものです。
例えば、爪切りで適度に切りそろえているにも関わらず、先端が割れやすいというケースがあります。
この場合、爪が薄く脆くなっていると考えられ、乾燥や貧血の可能性があります。
また、喫煙が原因による肺や気管支の異常がある場合には、特定の指だけが黄色くなるといわれています。
そして足の爪では、巻き爪に悩んでいる方が男女問わず多いです。
巻き爪は、爪が食い込んだところから細菌・雑菌が入り込むこともあるため注意が必要になります。

爪は健康状態を表す鏡であり、美しい爪は健康の証です。
つまり、健康的で若々しくいるためには爪のお手入れを小まめにすることが重要になります。
また、日常的にお手入れを欠かさなければ、爪の色や形状、軟らかさの変化にも気づきやすくなるでしょう。
他にも様々なトラブルがありますので、爪切りや爪やすりでお手入れする際にはチェックするクセをつけてみてください。